
著作権のはなし
「著作権ってなに?」で、著作権が作品をつくった人を守るやくそくだと学んだね。このページでは、もう少しくわしく、どんなときにゆるしがいるのか、著作権はいつまでつづくのかを見ていこう。
「コピー」や「はいしん」にはゆるしがいる
つくった人は、自分の作品をどう使うかを決めることができるよ。たとえば、こんなことをするときは、げんそくとして、つくった人のゆるしがいるんだ。
- 作品をコピー(複製・ふくせい)する
- 大ぜいの前で見せたり・聞かせたりする
- インターネットにアップロードして、みんなが見られるようにする(公衆送信・こうしゅうそうしん)
- 作品を作りかえてべつの作品にする(ほんやくや二次創作など)
だから、すきな歌やまんがを勝手にネットにのせるのは、著作権のルールいはんになってしまうことがあるよ。音楽の著作権について知りたい人は、JASRAC(日本音楽著作権協会)の説明も見てみよう。
音楽の新しいルール(2026年)
令和8年の法改正で、お店のBGMでCDや配信音源を流すと、歌う人やレコード製作者が二次使用料を受け取れる「レコード演奏・伝達権」が決まったよ。非営利・無料の再生などは支払い不要。まだ施行前で、同年6月24日の公布から3年以内に政令で定める日に始まるんだ。

ゆるしがなくても使えるとき
とはいえ、いつでもゆるしがいるわけではないよ。学びやくらしのために、ルールをまもれば使えるばあいもあるんだ。代表的なのが次の2つ。
- 引用(いんよう):自分の作文やレポートの中で、必要なぶんだけ人の文章を紹介すること。かならず「どこからかりてきたか(出どころ)」を書き、「」などで自分の文と区別し、自分の文がメインであることが大切だよ。
- 私的使用のための複製(してきしようのためのふくせい):自分や家族で楽しむために、買った作品をコピーすること。ただし、これを人にくばったりネットにのせたりしたら、もう「私的」ではなくなるよ。
著作権はいつまでつづくの?
著作権(財産権)は、いつまでもつづくわけではないよ。日本では、げんそくとして、つくった人が生きているあいだと、なくなってから70年までつづくんだ。その期間がすぎた作品は、みんなの文化ざいさんになって、自由に使えるようになるよ。むかしの名作が、いろいろな本やアニメになるのは、このためなんだ。
マークのはなし
本やCDで「©(まるシー)」というマークを見たことはないかな?これは著作権があることを知らせるしるしだよ。ただし日本では、マークがなくても著作権はちゃんとあるから、マークがない作品も大切にあつかおうね。
ファンアートや模写も、ネット公開には原則ゆるしがいるよ。お金もうけでなくても同じ。作者の沈黙は公認とはちがうんだ。利用ルールの見方はきみもクリエイターで考えよう。
まとめ
作品を「コピー・はいしん・作りかえ」するときは、ゆるしがいるのがきほん。でも引用や私的コピーのように、ルールをまもれば使えるばあいもある。むずかしい言葉が出てきたら著作権辞典でしらべよう。じゅんびができたら著作権スクールのQ&Aにちょうせん!